なぜ禁煙に失敗するのか

なかなかやめられない煙草を吸う習慣

禁煙に失敗する人に見られるものとしては、煙草の習慣をやめられないことが挙げられます。

喫煙が習慣となっており、日常に溶け込んでいるからです。

その中で、いきなりその習慣をやめたとしても、それに代わるものがなければ、禁断症状に襲われることになります。

体内からニコチンが消えることで離脱症状が起こり、そこで初めて自分が喫煙に依存していたことに気付くのです。

多くの人は、喫煙をやめる代わりに、飴をなめたり、ニコチンを含まない水蒸気の煙が出るものを吸ったりして、たばこの代わりとなる習慣を見つけます。

これらは、煙草から別のものに習慣を変えただけであり、代わりとなる習慣を身につけないと、失敗の可能性が高まるのです。

禁煙に向けた治療をしていくのであれば、それを念頭に考えないといけません。

ニコチンの離脱症状とは

ニコチンの離脱症状にはいくつかの種類があります。

その症状の一つとして、焦燥感、イライラが挙げられます。

他にも、集中できない、頭痛、眠れないなどの症状に悩まされるのです。

そういった症状に悩むうちに、吸いたいという気持ちが芽生え始め、禁煙から1週間ぐらいで挫折するケースがよく見られます。

焦燥感やイライラへの対処法は、深呼吸をすることがおすすめです。

焦燥感を感じている状態とは、体が常に戦闘態勢にあるような状態とされていまいます。

交感神経が強く働いており、それが色々なものへ影響を与えるのです。

副交感神経を働かせるためには、深呼吸をしてリラックスすることが求められます。

鼻呼吸を心がけ、息を吐くことに時間をかけていけば、おのずとリラックス状態になれるのです。

離脱症状を乗り切るには、できるだけ体を横にすることや、運動も必要になります。

運動を習慣にしている人は、運動をして適度に疲労感を得られると、睡眠につながります。

運動の習慣がなくても、安静にしているうちにニコチンは外に出ていくのです。

自分にあった対処法を見つけておけば、ニコチンの離脱症状も乗り切れます。

禁煙中におこる禁断症状の期間

禁煙中の禁断症状の期間は、禁煙を行ってから3日以内と言われています。

しかし、3日を過ぎれば禁断症状がなくなるわけではありません。

あくまでもピークは3日以内ですが、完全に禁断症状が治まるまでには1週間以上かかります。

それまでの期間は禁断症状に悩まされるのです。

また、これまでの喫煙習慣も問題となります。

喫煙習慣により、体が煙草を欲しやすくなり、その流れでニコチンの摂取をしようとするのです。

この習慣は、だいたい3カ月程度で消えます。

3カ月間はなんらかの禁断症状を感じます。例えば、イライラするケースや不眠を感じるケースです。

その場合には、体調を安定させ、喫煙に取って代わる習慣を身につけましょう。

禁煙に挑戦する場合は、最初の3日間をうまく乗り切りましょう。

最終的に、煙草を吸わずに3カ月過ごすことを目的とします。

長期的な禁煙の成功を目指して、まずは最初の3日間を乗り越えましょう。

禁煙がもたらす効果とは

禁煙をすると、肺がんのリスクが高まります。煙草には肺にダメージを与えるような有害物質がいろいろと含まれているからです。

毎日のように煙草を吸い続ければ当然、肺にダメージが蓄積されていきます。

いち早く禁煙をすることで、肺がんのリスクを下げられるのです。

これまでに多少ダメージを受けているのだからもう関係ないと言う意見もあります。

しかし、これまでにダメージを受けていたとしても、今後蓄積されるダメージを考えれば、プラスに作用する点も多いです。

また、肺機能を高めるという点でも禁煙の効果は大きいです。

禁煙をすると、気管支炎の症状が改善され、数年後には心臓病のリスクも軽減されます。

肺機能に関しても、1年程度で非喫煙者と同じ状態にまで改善します。

したがって、これまでにダメージを受けているから関係ないという意見は大きな間違いです。

多少時間がかかってでも、肺機能は元に戻せます。

最初のうちは1日だけでも乗り切ることを考えましょう。

そして、段々と期間を延ばし、成功体験を積み重ねていくのです。